Teach For Japan

Teach For Japan

2015年1月より、子どもたちの学習環境の向上と、教育課題の解決、若者たちのリーダーシップの育成を目的に活動している “Teach For Japan” を支援しています。

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Teach For Japanは「質の高いフェローの派遣による教育現場の改革」と「行政への働きかけによる教育システムの変革」を主な事業として取り組んでいます。優秀で多様な経験をもつ教師(フェロー)を自治体に紹介することで困難な状況にある公立学校の生徒の学力・生きる力を向上するとともに、教員の質の向上・学校運営の改善も目指しています。既に24名のフェローを輩出、現場からは1期生の活動に対する前向きな評価があります。また、特別免許状制度の活用を足がかりに免許制度や教員養成システムの変革を目指しています。JVPFはTeach For Japanを支援することで一部の子どもたちがさまざまな事情によって学習機会が奪われているという社会課題の解決を目指します。

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団体情報

団体名 認定特定非営利活動法人 Teach For Japan
代表者 松田 悠介
取り組む課題 ①「次世代教育」の実現
国際化が進み、社会がますます複雑になる中で、子どもたちが将来必要になる能力や考え方を身につけるための「次世代教育」の開発、実践が遅れている。
②特別な事情を抱える子どもたちへの教育支援
外国人の児童生徒、学習障害(LD)を抱える児童生徒、外部環境によって学習が遅れている児童生徒など、一部の子どもたちに対する効果的な教育支援のあり方がいまだ確立されていない。
ミッション 素晴らしい教育を受ける機会をより多くの子どもたちに広めるため、優秀で意欲のある若者を選抜し、指導力の高い教師として、そして社会のリーダーとして貢献するための育成・支援を行う。
事業内容 社会人経験のある若者をフェローとして学校現場へ派遣、行政への働きかけによる教育システムの変革
年間予算規模 5,100万円 (2017年度実績)
設立 2010年7月 (NPO認証9月)
スタッフ数 常勤職員:10名 非常勤職員:14名 (2014年10月3日時点)
団体Website http://teachforjapan.org/
団体情報詳細 http://fields.canpan.info/organization/detail/1904334305
(CANPANデータベース)

JVPFによる支援内容

支援期間: 5年(当初の支援予定期間は2015年1月~2017年12月の3年間。2017年11月に2年間支援期間を延長)

支援金額: 3千万円(助成金)

支援のゴール:

①フェロー派遣の拡大・フェローの質の向上

  • フェローのエンゲージメントを高め、フェローの数のみならず質の向上を図る。結果的に子どもへの良い効果を達成する。
  • 採用・研修・戦略的配置・支援の強化
  • フェロー卒業生のエンゲージメント強化
  • 資金調達・優秀なフェロー獲得のためのブランディング

②成果物の可視化と発信

  • 教育現場における成功・失敗両ケースのファクトセットを整理し、可視化することにより、「優秀なフェローの要素」を分析、団体の強みを明らかにすることでプログラムの改善、資金調達、アドボカシーにつなげる。

③行政へのアドボカシー強化

  • 特別免許状の活用を推進・制度設備促進
  • 政府・自治体の教育施策やプログラム策定に影響を与える