一般社団法人 ティーチャーズ・イニシアティブ

「先生こそが真の未来をつくることが出来る」を理念に、21世紀型の学びをつくる先生のためのプログラム「21世紀ティーチャーズプログラム」を全国の教師に向けて展開する一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブを、2018年9月より支援しています。

日本の教育は、これまでの暗記型、知識偏重から生徒の思考力、人間力を育成する教育に大きな転換期を迎えています。急速に変わる社会を子ども達が生き抜くためには、「主体的・協働的に 課題を発見し解決する力」を養うことが不可欠だという考えから、新学習指導要領の改訂においても「アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)」が盛り込まれました。その実践に取り組んでいく、現場の先生たちに対して効果的な支援をしていく必要があります。

ティーチャーズ・イニシアティブのプログラムの特徴は、“先生自身の主体性を引き出す”ことに重点が置かれていること、企業研修でも用いられるリーダーシップ育成や組織開発手法が活用されていること、学ぶだけでなく先生たちがその学びを実践するところまでが1年通年型のプログラムに組み込まれていること、などが挙げられます。

世界一忙しい日本の先生が、21 世紀型の教育観と教育手法を身につけ、 自分自身が学び続ける人として子供達と向き合うことによって、学校での学びが変わり、子供たちが変わり、日本の未来が変わっていくことを目指しています。

団体情報

団体名 一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ
代表者 宮地勘司
取り組む課題 ①子供たちに思考力・人間力を育ませることができる教員の育成
②教育観・スキルを常にアップデートし、学び続けるための学校改革
ミッション 全国の先生が「21世紀型の教育観と教育手法」を身につけられるよう、先生・学校・自治体を巻き込んで支援する。
事業内容 教員向け研修事業の企画・実施、教育とその効果に関する調査研究、他
設立 2015年8月10日
団体Website http://teachers-i.org/

JVPFによる支援内容

伴走期間: 3年(2018年9月〜2021年9月末)

伴走金額: 3,000万円(助成金)

伴走のゴール:

①事業拡大のための経営体制及び運営体制の構築
・人材基盤の構築

②事業拡大のためのビジネス基盤の構築
・自治体・私学向けプログラムの展開の戦略策定
・スケールアウトのための中長期PR戦略の策定
・法務・リスク管理体制の構築

③社会的インパクトの可視化と発信
・過去実績の整理とアルムナイヒアリング、報告書作成
・先生たちの学びとそれによる生徒・学校における変化を実例として取り上げる書籍の出版等の情報発信