株式会社和える

2017年11月、伝統産業の再興を目的として伝統産業品の職人の技術を活かした、自社製品の企画、開発、販売を行う株式会社和えるに出資決定し、伴走しています。

昨今、日本人の生活様式の変化により伝統産業の衰退が叫ばれていますが、伝統産業の生産額は昭和59年をピークに現象をし続け、現在でも約4分の1ほどに落ち込んでいます。またそれに追い打ちをかけるように高度な伝統産業品を製作する職人の高齢化や後継者不足による伝統継承の困難化が大きな社会問題となっています。

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株式会社和えるは、こうした社会問題に対して、幼い頃から“ホンモノ“に触れることを目的とした幼児向けの伝統工芸品を用いたオリジナルブランドの展開やホテルの部屋を職人の技により地域の魅力を体感できる空間に生まれ変わらせるaeru room事業、世界に一つだけのオリジナル商品を誂えるaeru oatsurae事業などを通して伝統産業品が日常的に使われる機会を提供し、社名の“和える”にあるように、『日本の伝統や先人の智慧』と、『今を生きる私たちの感性や感覚』を、お料理の和え物のように和えることで互いの本質を引き出し、より魅力的な日本を次世代につないでいきます。

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団体情報

団体名 株式会社和える
代表者 矢島 里佳
取り組む課題 ・日本人の生活様式の変化による伝統産業品の需要の減少、伝統産業の衰退
・伝統産業の生産額の減少
・伝統産業品を制作する職人の高齢化や後継者不足による伝統継承の困難化
ミッション “先人の智慧” と “今を生きる私たちの感性や感覚” を和えた、豊かな暮らしを次世代につなぐ
事業内容 ・伝統工芸品を用いた0-6歳向けのオリジナルブランドaeru事業
・職人の技をホテルに取り入れ地域の魅力を体感できる部屋をプロデュースするaeru room事業
・職人の技で、オリジナル商品を誂えるaeru oatsurae事業
設立 2011年3月16日
団体Website https://a-eru.co.jp/

JVPFによる支援内容

伴走期間: 3年(2017年10月〜2020年10月)

伴走金額: 3,000万円(株式出資)

伴走のゴール:

①事業拡大のための経営体制及び運営体制の構築
・取締役会設置会社に移行し、JVPFより社外取締役を1名指名
・人材基盤の構築

②事業拡大のためのビジネス基盤の構築
・事業の成長と持続性の確立のための戦略策定、コンサルティング事業

③社会的インパクトの可視化と発信
・インパクトレポートの作成